医療保険の選び方

女性は女性専用医療保険には入った方がお得?

女性は「女性向け医療保険・女性専用医療保険」に加入しないと意味がないと思っていませんか?
女性だから、女性向けの医療保険に加入しないといけないということはありません。
女性向け医療保険を選ぶ基準、女性向け医療保険と一般の医療保険の違いについて解説します。

女性向け医療保険には入った方がお得?

女性の方が医療保険を選ばれる際に気になるのは「女性向け医療保険」ではないでしょうか。
一般的な医療保険に比べると女性特有の病気に対して手厚い保障が得られるようになっているのが「女性向け医療保険」の大きな特長です。

一般的な医療保険との違いは?

女性向け医療保険を紹介する前に「一般的な医療保険」について解説していきます。
女性向け医療保険と比較した場合の一般的な医療保険とは、男女関係なく加入対象年齢の範囲内で誰でも加入できる医療保険です。

男女関係なくですので、女性特有の病気に対して特に手厚い保障があるといったことがありません。
男女関係なく同一の保障が提供されています。当然ながら、女性向け医療保険が発売される前まではこのような保険がスタンダードでした。

女性向け医療保険の特長

女性向け医療保険、保険会社によって特長がそれぞれ異なります。
先ほどご紹介した一般的な医療保険を基準として、女性向け医療保険特有の保障が加わります。
<保険会社によって異なる保障内容>の一例

  • 女性特有の病気に上乗せ保障
  • 女性特有の病気と5大生活習慣病を上乗せ保障
  • 女性特有の病気とがんを上乗せ保障

というように、各保険会社は保障内容や保障範囲を変えることで保険商品としての特長を出す工夫をしています。
女性向け医療保険をお考えであれば、保障範囲と保険料を比較すること。そしてご自身にとって必要な保障の範囲を考えることが必要となります。

女性向け医療保険は必要か?

では、「女性向け医療保険は本当に必要か?」なのでしょうか?
例えば、現在一般的な医療保険に加入している方が「女性向け保障が付いてないから新しい女性向け医療保険に切り替える」という選択肢は必ずしもそれが正解であるとは限りません。
まず注目したいのは現在加入されている一般的な医療保険のみであなたが必要な保障を満たすことができているのか?
そして、女性向け医療保障が追加されることで、どれくらいのメリットがあるのか?
そのメリットに見合うだけの保険料を支払う価値があるのか?

このようなことを総合的に判断した上で、女性向け医療保険を選ぶことが必要です。

女性向け医療保険に加入しないと意味が無い?

そんなことはありません。女性の方であっても「女性向け医療保険を選ばない」という方もいらっしゃいます。
必ずしも女性は女性向け医療保険が必須であるということはないのです。
一般的な医療保障の部分も含めて、女性向け医療保険があなたに最適かどうかを判断することが重要です。

保険会社の基準やセールスポイントに惑わされない

大切なのは保険会社が広告宣伝のために使っている医療保険加入の基準ではなく、あなた自身の基準です。
例えば祖母、母親や姉妹に女性特有の病気をしている人が多い。という場合であれば、女性向け医療保険の必要性が高いかもしれません。
とにかく月々の保険料は抑えながらも、必要最低限の保障はしっかりと確保したい。ということであれば、一般的な医療保険の保障の方が向いているかもしれません。
必要な保険は人によって様々です。保険会社の広告宣伝や勧誘に流されず、ご自身の判断で最適な医療保険をお選びください。

まとめ

女性の場合は医療保険を選ぶ際にはどうしても「女性向け」というキーワードが気になるかもしれません。
医療保険の本来の目的である、「病気やケガで入院や手術したときの保障を確保する」という目的をしっかりと確認しましょう。
その上で、女性限定の保障がさらに必要なのかどうかをご自身で判断することが大切になってきます。

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