これから保険に入りたい。
保険のことを考えたい。
保険について教えてもらいたい。
でも、生命保険や医療保険・がん保険はどこで売っていて、どこで入れるのか?
日本では様々な場所、様々な手段で生命保険は販売されています。
日本での保険の加入先と相談先について解説していきます。
生命保険会社の職員
生命保険会社の職員として、生命保険会社に勤務している人たちのことです。
生命保険会社の営業職員は担当するお客様、職場や地域を周り、訪問等により営業するスタイルを取っています。
生命保険会社の職員、社員ですので当然のことながら、所属している生命保険会社の保険商品のみを販売しています。
複数の保険会社を取扱っていませんので、他の保険会社との比較検討はできません。
以前まではこの営業職員による販売スタイルが主流ではありましたが、今では以下の様々な販売経路ができています。
金融機関(銀行・信金・郵便局・証券会社)
都市銀行・地方銀行・信用金庫・信用組合・郵便局・証券会社といった金融機関では生命保険商品を販売しています。
数年前までは銀行での取り扱いは一時払終身保険、外貨建保険、個人年金保険が主体でしたが、最近では、がん保険や医療保険といった商品も積極的に販売しています。
銀行が保険代理店として委託契約(代理店契約)をしている生命保険会社の保険商品を銀行等の金融機関の職員が販売しています。
銀行等の金融機関で生命保険や医療保険を契約した場合、新規の契約手続きは銀行の窓口で受け付けてくれますが、契約後の変更手続き、給付金、保険金の請求といった新規契約以外での手続きは銀行の窓口ではなく、生命保険会社のコールセンターで受付けますという場合が多くあります。
また、銀行等の金融機関の職員は一定年数で支店を転勤するのが一般的ですので、契約後もずっと同じ担当者であるということはありません。
銀行で保険を契約される場合は、契約後のアフターフォローサービスの利用方法についても確認しておかれるのがいいでしょう。
保険代理店
生命保険の販売をしている保険代理店があります。
生命保険会社と代理店契約を結び保険代理店として営業しています。保険を扱う銀行等も代理店の一種です。
代理店の規模や種類は様々です。
一人でやっている代理店もあれば、多くの社員を抱えて会社規模で展開している代理店もあります。
また、保険以外の事業をやっていて、会社事業の中の一つの部門として保険を取扱っているという会社もあります。
一部上場企業も多くは社内や関連会社に保険代理店を持っています。
保険代理店の名称に聞いたことがある大手企業の名称が入っている場合等がそうです。
代理店が取り扱っている生命保険会社は様々です。生命保険会社を一社のみ専属で取り扱っている代理店もあれば、複数の生命保険会社を取り扱っている代理店もあります。
保険ショップと言われる店頭販売で複数の保険会社を扱っているのは、保険代理店の販売方法の一つです。
インターネットで情報収集
保険会社のホームページで資料請求をできるようにすることで、一人でも多くの人に自社の生命保険商品について知ってもらえるようにPRをしています。
ブログやニュースサイト等を見た時に「生命保険」に関する広告が出てくる率はかなり高いと感じませんか?
保険会社によってはホームページで資料請求だけではなく、契約手続きまで完結することができる保険会社「ネット生保」というのもあります。
また、代理店もホームページを運営しており、生命保険の資料を取り寄せることができます。
ご自身に合った販売先
ご自身が保険に何を求めているのか?をまずは考えてから行動することが重要です。
一度でも体験したことがある方は分かると思いますが、保険の相談をするとどうしても時間がかかります。
一つの商品の説明を聞くだけでも30~60分程度の時間がかかってしまうのが普通です。
最初の段階で、ご自身の意図しないような説明を受けたり、疲れてしまうと、その後にしっかりと保険のことを考える気力までも萎えてしまうかもしれません。
時間を無駄にせず、効率的に保険のことを考えるには、まずご自身にとっての保険とは何か?
保険でどんなことを実現したいのかを考えることが重要です。
その上で、ご自身の希望を叶えてくれる相談先はどこなのかを考えてみてはどうでしょうか?