医療保険の選び方

医療保険の保障期間はいつまでがいいのか?

医療保険の保障期間はいつまでがいいのでしょうか?
医療保険の保障期間には大きく分けて2つのタイプがあります。
「定期と終身」です。

一定期間だけ保障される「定期」

「定期」タイプの医療保険は、ある一定期間を保障することを目的とした医療保険です。
契約から10年間、20年間、年齢が60歳まで、80歳までというように
保障される期間の終わりが決まっています。

一生涯保障される「終身」

「終身」タイプは、契約してから亡くなられるまで一生涯保障される医療保険です。
定期タイプと違って、終わりが決まっていません。解約するか亡くなられるまで保障が続きます。

保険見直しさん

定期と終身はどちらがいい?と言われても。。。よく分からないです。

アドバイザー

どちらを選んだらいいのか?となると確かに難しいかもしれません。

どちらの医療保険を選ぶのか?

医療保険選びにおいては、どちらのタイプが良いということはありません。

保険期間の違うタイプの医療保険があるということ。

そして、それぞれに加入目的が違うということを認識しておくことが大切です。

もしあなたが「一定期間だけしっかりとした保障が必要」ということであれば、
ずっと保障が続く終身タイプの医療保険では加入目的に対して保険料が割高になります。

「一定期間だけしっかりとした保障が欲しい」と保障の目的が明確なのであれば、

定期タイプの医療保険を選ぶことで保険料を安く抑えられると共に、
しっかりとした保障を目的の期間だけ得るという本来の目的に向いています。

今の年齢のことも心配であるが、
高齢になると病気の確率はさらに高くなるので、将来に対してもしっかりと備えておきたい。

あなたの希望がずっと先の将来まで見据えての保障が欲しいということであれば、

定期タイプの医療保険では目的が違ってきます。
保障が終わることのない安心感という点でも終身タイプの医療保険が最適な選択ということになります。

まずは期間を決めて、保障内容を決める

医療保険を考える際に

最初に「いつまで保障が必要なのか?」を決めてしまうのは一つの考え方です。

保険商品を比較する前に「定期か終身か?」加入する医療保険の保障期間のタイプを決めてしまいます。

後は同じ保障内容で医療保険を比較し、自分に合った医療保険を選ぶだけです。

医療保険を選ぶ際には「いつまでの保障が必要か?」ということをしっかりと決めておくことが重要になります。

目的に合わせて期間を変える

期間は1つに決まっていないといけないと言うこともありません。

例えば、

子供が成人するまでは手厚い保障が欲しい。
夫婦2人になってからは最低限の保障をずっと確保したい。

と言うことであれば、こんな加入の方法もあります。

  1. 子供が成人するまでの定期タイプの医療保険
  2. 老後までも考えた終身タイプの医療保険

上記2つの医療保険を組み合わせて加入します。

このように、一定期間だけは手厚い保障が欲しいが

その後も続く終身タイプの保障が欲しいと言う希望あれば、保険期間が違う医療保険に組み合わせて加入することで目的が達成できます。

定期の方が保険料は安い

同じ保障内容で比較した場合

「定期と終身」の医療保険であれば

保険期間が一定期間に限られる「定期」タイプの方が保険料は安くなります。

例えば、30歳の男性が一生涯保障される終身タイプと10年間保障される定期タイプの医療保険に加入した場合。

  • 30歳〜 一生涯(死亡するまで)に入院や手術をする確率
  • 30歳〜 10年間に入院や手術をする確率

どちらの方が確率が高いでしょうか?

簡単にわかると思います。

定期タイプの方が「確率が低い=保険料が安い」という事です。

とにかく保険料を抑えたい

もし、保険加入、保険見直しの目的が

「とにかく当面の保険料を抑えたい」ということであれば、保険料が安い定期タイプの保険を選ぶのも一つの方法です。

一定期間だけの保障をしっかりと確保するのが定期タイプの本来の目的です。

ということであれば、

今現在の目の前の保険料をとにかく抑えて家計の負担を減らしたい。

でも、経済的な余裕もあまりないので保障はしっかりと欲しい。という人には定期タイプの医療保険を検討されるのをオススメします。

どちらが良いのか正解はない

「終身と定期」どちらの保険がいいのか?その正解はありません。

ご自身の保険加入の目的に合わせて正解があると言うことです。

ある人にとっては一定期間だけの保険が正解であり、

ある人にとっては一生涯続く保障が正解である。

では、

あなたが必要とする保険は?

あなたが必要とする保険期間はいつまでか?

自分で考えて、保険を比較し、見直すことが重要です。

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