日本にはたくさんの保険の相談先があります。
数多くある生命保険の相談先、販売先の中でどこに相談するのがいいのでしょうか?
おススメの相談先は、あなたが生命保険の加入に対して持っている目的により異なります。
契約希望の商品、保険会社が決まっている場合
既に保険商品の保障内容や保険料等の下調べが終わっていて、あとは契約の手続きをするだけという方の場合です。
ご自身が加入を決められた生命保険を取り扱っている生命保険会社の職員や代理店に相談するのが良いでしょう。
所属している生命保険会社の商品について熟知していますので、特定の商品ついての専門的な相談ができることでしょう。
また専門店であるため、独自のプランや自由な設計にも対応できる可能性があります。
複数の保険会社を取扱っている店舗の場合、特定の商品に対しての知識の深さよりも、幅広い商品知識やニーズに合わせた商品の提案を得意としています。
そのため、特定の保険会社の特定の保険商品をより深く知り、サポートをしてもらうのであれば、専門的に取り扱っている販売先がいいでしょう。
但し、保険会社によっては1社だけを取り扱う専門的な店舗が少ない場合もあります。
そんな場合は、保険会社のホームページで取扱い店舗、担当者を調べるか、コールセンターに連絡をして相談をするのがいいでしょう。
資産運用系の相談がしたい
生命保険を活用して資産運用の相談がしたいとういことであれば、生命保険を取扱っている銀行の窓口、ファイナンシャルプランナー(FP)が在籍している保険代理店等に相談されてはどうでしょうか?
もしかすると、あなたが求めていることは生命保険以外の金融商品でも目的を達成することができるかもしれません。
銀行に相談すれば、生命保険だけでない他の金融商品の提案も受けられるかもしれません。
また、資産運用を希望する金額にもよりますが、相談を希望する金額を今までに取り扱ったことがある人、担当者に相談されるのが良いでしょう。
例えば、普段は月額数千円の保険を取り扱うことが多く、高額な保険料の保険を販売したことがないという担当者に数百万円~数千万円の保険料の相談をしても、話しについてこられない可能性があります。
また、ご自身が希望されている以上の相談や回答が得られないないかもしれません。
複数の保険会社を比較して検討したい
なんとく、今の自分に合った保険を選びたいが、どこの保険会社が良いのか分からない。
ということであれば、複数の生命保険会社を取り扱っている代理店や来店型の保険ショップへの相談がおススメです。
例えば子供の教育資金準備を検討している、という要望に対しては複数の保険会社の学資保険を提案してくれることでしょう。その中から自分に合った学資保険を選ぶことができます。
入院をした時に備えて医療保険というのは分かるが、いったいどの保険会社のどの医療保険を選べばいいのか?さっぱりわからない。
そんな疑問であっても、保険ショップの担当者は応えてくれます。
「何が不安か分からないけど、とりあえず保険について考えたい」そんな方に向いている相談先です。
最終的には自己判断
いずれの方法で相談をしたとしても、最終的に保険加入を決定するのはご自身です。
相談した人に「勧められたままに入ったら、思っていた内容と違っていた」としても、販売側の説明不足もあるかもしれませんが、最終的にはご自身で判断され加入された保険です。
誰のせいでもなく、ご自身が決めたことです。
自分自身が納得できるまでは契約をしない。
分からない部分があれば、納得がいくまで質問をして、説明を聞く。
加入した内容が家族にも分かるようにしておく。
そんな、基本的なことをしっかりと守っていれば、納得のいく保険選びができるのではないでしょうか。