がん保険の選び方

「医療保険とがん保険」入るならどっちがおススメ?

医療保険の疑問??

医療保険やがん保険のような、生きている間に受け取ることができる保険を考えておられる方からのよくある質問。
医療保険やがん保険どちらに入った方が良いでしょう?
医療保険とがん保険入るならどちらの保険が良いのでしょうか?

正解はありません。

医療保険とがん保険のどちらが良いのか?という質問に答えはありません。
2つの保険の違いを知り、目的を明確にすることで、あなたにとって最適なのはどちらの保険かということが決まります。
医療保険とがん保険でどちらが良い、悪いということもありません。
それぞれにまったく異なる目的を持った保険です。

がん保険と医療保険の違いは?

●医療保険

ほとんどすべての病気やケガの入院、手術、また特約等を付加することで先進医療や通院と病気やケガ全般に対して幅広く保障するのが特長です。
ほとんどすべての病気やケガに対応しますので、保障範囲の広さが特長です。保障範囲が広いですが、その分だけ受け取れる金額もがん保険に比べると少なくなります。

●がん保険

がんという特定の病気のみを保障する保険です。そのため保障範囲は1つの病気に限定されています。
保障範囲が狭いですが、その分だけ受け取れる金額は医療保険に比べると高くなっているのが特長です

目的が違う2つの保険

医療保険とがん保険ではそもそもの目的が違っています。

医療保険は、がんも含めて様々な病気やケガに対して保障されていますので万能タイプです。
「将来、どんな病気をするか分からないから備えておきたい」という方であれば医療保険は安心材料の一つになるかもしれません。

がん保険は「がん」という特定の病気を手厚く保障することを目的としています。それは、がんの治療が高額になったり、長引くという実情があるからです。
がんの治療が数年にわたって長引くような時は、医療保険だけの保障だけでは不足感を感じるという方もいらっしゃいます。

なにが心配で保険に入るのか?

保険に入る際に重要なのは、ご自身にとって「なにが心配なのか?」ということです。
例えば、ご家族の内に「がん」の治療が長引いて治療費がたくさんかかった経験があり苦労をした。という経験から、がん保険の重要性を認識され、がん保険に加入されるという方もいらっしゃいます。
また、ご家族に糖尿病の方がいて、入退院を繰り返すことが多かった。という経験をされた方は、幅広い病気に備えられる医療保険に魅力を感じられるかもしれません。

必要とする保障は人それぞれ

このように医療保険に対して必要としている保障は人によってことなります。
ご自身が保険に必要とするのはどのような安心なのかを十分に考慮した上で、が保険と医療保険のどちらが良いのかを選ぶのが良いでしょう。

がん保険と医療保険の両方を選ぶ

様々な病気やケガを幅広く保障する医療保険と、がんの治療を手厚く保障する医療保険の両方を選ぶ。という方もいらっしゃいます。
その際、予算の都合もあって、がん保険と医療保険の保障を少しづつ持つようなプランを選択する方もいらっしゃいます。
それぞれの保険の過不足を補うようなプランも出ていますので、がん保険と医療保険の両方にバランスよく加入するというのも一つの選択肢です。

まとめ

医療保険とがん保険、どちらの保険に入ったらいいのかわからない。
という方は多くいらっしゃいます。
今まで書いてきたように答えがあるものではありません。
保険に対して求めていること。をより明確にすることが何よりも重要になります。
それは「保険選び」ということ全般に対しても言えることです。

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