医療保険の選び方

医療保険の保険料と保障のバランス

医療保険の疑問??

しっかりとした医療保障は持っておきたい。でも、支払う保険料は少しでも安い方が良い。
保障と保険料のバランスはどのように考えれば良いでしょうか?

保障の充実と保険料

医療保険やがん保険。
各保険会社のパンフレットを見ると様々な充実した保障が掲載されています。
保険営業の担当者等に説明を聞くと、医療保険の保障はより手厚くした方が良いようにも思ってしまいます。
保険は車やパソコンのオプションと一緒で、様々な保障やオプションを充実させることで内容は充実しますがその分だけ保険料は高くなります。
保険料はいくらでも良いからとにかく充実した保障が欲しい。という方は別ですが、多くの方は、保障の充実と同時に保険料を安く抑えて支出を抑えたいと考えておられることでしょう。

加入の目的を決める

医療保険に限らず、保険に入る際に何よりも重要なのは目的を決めることです。
「なんのために保険に入るのか?」という目的を明確に持っておくことで、ある程度は自分自身の中のブレを補正することが可能になるのではないでしょうか?
といっても、初めて聞く保障、新発売の保障、手厚い保障等を目の前に提示されると「自分にも必要なのでは?」と思ってしまうかもしれません。

そんな時に参考にしてほしいのは「保険で儲けようと思っていないか?」というキーワードです。
保険に入ることで「儲かりそう」はちょっと危険です。
保障を追加することで、思っていた以上に多くのお金を受け取ることができる。と思ったときは、そこにかかる費用(保険料)にもしっかりと目を向けるようにしてはどうでしょうか?

まずは最低条件確認

医療保険の相談をすると様々な保障、様々なタイプの医療保険プランが提示されるかもしれません。
そこでまずは「最もシンプルな最低限の保障プランはなにか?」を確認されることがおススメです。
まず最初に最もシンプルな保障プランがあり、そこに各種特約が付くことで保障を充実させているのが医療保険です。
最初に、シンプルな最低限の医療保険の保障プランがご自身にとって魅力的な商品であるかどうか?を判断するのが良いでしょう。

加入時は家族で相談

もしも、身近に医療保険の加入について相談できる家族がいらっしゃるのであれば、ご家族に相談されてみるのもおススメです。
客観的な視点から必要な保障を確保し、必要以上の保障内容になっていないかを相談してみてはどうでしょうか?

期間が長いのが医療保険

医療保険は10年定期タイプであれば「10年」という期間、60歳満期であれば契約から60歳まで、そして終身タイプの医療保険であれば一生涯という長い期間契約をするのが医療保険です。
将来のことは誰にも分かりませんので不安になってしまう気持ちもあるかもしれませんが、同時にその長い期間保険料を払い続けなければいけません。
毎月の保険料だけを見ると高くは感じないかもしれませんが、少し距離を取ってより長い期間をみる視点で見た時に、加入されている医療保険の保険料と保障内容のバランスが適正かどうかを判断されるのがいいでしょう。

まとめ

保険会社や保険の担当者が提示する充実したプランは魅力的な保障とおもわれるかもしれません。
そんな時は、まず原点に立ち返って「何を保険に求めているのか?」をより明確にするようにしましょう。
保険の相談をすることで新たなニーズや気づいていなかったニーズを発見するかもしれません。

自分が本当に必要と思った保障と保険料に一致感があれば、とてもいい買い物「保険選び」になるのではないでしょうか?

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