生命保険や損害保険は「同一の保険会社、同一の保険商品」であれば、どこの誰から入るかで値段(保険料)が違うということはありません。
Aさんから入ると毎月1,000円の保険料。
Bさんから入ると毎月950円の保険料になる。ということはありません。
保険はどこでも同じ
保険は日本国内の様々な場所で売っていますが、保険という商品は同じ保険会社、同じ保険商品、同じ保険プランであれば、基本的にはどこで加入しても同じ価格(保険料)です。
*但し、職場・会社で団体取扱や福利厚生として利用できる場合は料金が異なる場合があります。
職場の給与引去り等ではなく、
個人的に保険に加入する場合であれば、同じ保険会社、同じ商品、同じ保険プランという条件を満たせば、どこで加入しても保険料は同じになっています。
銀行窓口(銀行窓販)、郵便局、保険会社の窓口、保険会社の職員、代理店、保険ショップ、インターネット。保険加入のきっかけには様々な選択肢があります。しかし、どこで加入しても保険料が変わるということはありません。
保険料が違うのはプランが違うから
同じ保険会社の同じ保険商品を扱う窓口はいくつもあります。
それぞれの窓口によって提示されるプランが異なることがあります。
同じ保険商品であってもプラン(保障内容)が違えば、当然ながら保険料も変わってきます。
例えば、同じ保険会社の同じ保険商品で
Aさんは「先進医療保障付」のプランで提示
Bさんは「先進医療保障無し」のプランを提示
ということであれば、先進医療保障の有る無しによって保険料が違ってきます。
他にも、特約を付ける、保険料免除を付ける、プラン全体の保障額が違う、といったことにより保険料は大きく変わることがあります。
相談先によって考え方は違います
例えば同じ保険会社のAという医療保険を考える時。
資料の請求先や相談先によってA保険会社の医療保険に対する考え方が異なっています。
ホームページからの情報
ホームページに記載されているのは「基本的な情報」です。
記載されている保険商品の情報は、ホームページに来たお客様にパソコンやスマートフォンの画面上の情報だけで的確に保障内容等を伝えなければなりません。
そのため、様々な選択肢があります。というよりも、シンプルなプランで分かりやすいことを重視している傾向にあります。
ホームページ上だけでは出ていない、分かりにくいような保障プランがあったり、そもそもすべての情報を掲載していない。といいうこともあります。
複数の保険会社を取扱う担当者
保険ショップ等では複数の保険会社を取扱うことで、様々な医療保険のプランを比較・検討できることをセールスポイントにしています。
そのため、A保険会社の医療保険はたくさん取り扱っている保険会社の中の1つです。
他の保険会社と比較した際にどのような点で優れているのか?劣っている部分はあるのか?そのような情報に精通しています。
特定の保険会社の商品により深く精通しているよいうよりも、他の保険会社の医療保険も含めて幅広い視点で検討した際にどのように評価できるのか?といったことに重点を置いている可能性が高いです。
1社を専属で取り扱う担当者
保険会社は限定されますが、A保険会社のみを取り扱う担当者がいます。
1つの保険会社の商品のみを取扱っていますので、特定の保険商品に対して精通している可能性が高いです。
そのため、A保険会社の医療保険で適用できるプランの可能性について幅広い知識を持っています。
またA保険会社のみを販売しているため、販売経験が豊富で商品知識とお客様の属性に合わせた提案の熟練度が高い可能性があります。
担当者によって異なるプランの考え方
保険は一つの型が決まったプランではなく、保障内容、保障額、特約の付加を設計することで様々なパターンを作り出すことができます。
そのため、担当者が医療保険に対してどのような考え方を持っているかによって、出してくるプランは異なっているのです。
また、保険商品の販売経験の経験数によって、対応できるプランの知識も変わってきます。
保険会社によって内容や保険料が異なる
当たり前のことなのですが、保険会社によって医療保険の保険料は異なります。
銀行の窓口を例にあげると、A銀行とB銀行では取り扱う保険会社が異なる場合があります。
様々な保険会社を取扱う保険ショップであっても、取扱保険会社の数は保険ショップによって異なります。
保険ショップや銀行によっては取り扱いをしていない保険会社もあります。
日本に存在するすべての保険会社の保険商品を完璧に取扱う窓口というのは存在しません。
同じ医療保険という枠組みであれば、A保険会社とB保険会社の医療保険では当然ながら保険料は異なります。
取り扱えるプランが異なる
同じ保険会社、同じ商品、という条件であっても同じ保険プランを取り扱っているわけではありません。
例えば、銀行の窓口専用プラン、郵便局専用商品・専用プランがあります。
保険会社の職員では取り扱いがあるが、保険代理店では加入できない。そんな保険商品もあります。
例えば、銀行や郵便局でもらったプラン(見積書)を持って、保険代理店の窓口へ相談に行く。すると同じプランや同じ保険料の医療保険が出てこない。といことがあります。
ネット生保は取り扱い窓口が少ない
ネット生保の保険商品は、ネットに特化することでコストを下げ、保険料を安く抑えています。
そのため実際に担当者と会って、店舗や代理店で契約できるネット生保は少な具なっています。
都心部では窓口があったり、担当する代理店がある場合もあります。
給付金、保険金の請求はコールセンターでも問題なし
どこで入るのか選ぶのに困る、人と会わないのは不安があるという方もいらっしゃるでしょう。
不安の原因の一つは、契約後のアフターフォローにあるのではないでしょうか?
もしも入院や死亡等により保険の請求をしないといけない時に担当者がいた方が安心できる。
そんな考え方はありませんか?
最近では保険会社のコールセンター窓口が非常に充実してきています。
担当者を通さずに、コールセンターに連絡して、コールセンターの担当者と直接手続きするという方法もあります。
給付金等の請求窓口が異なるからといって、受け取れる給付金や保険金の金額が変わることはありません。
また、代理店によっては給付金や保険金の請求手続きは受付をせず、直接保険会社のコールセンターへ連絡をするように対応している場合もあります。
特に銀行や郵便局は新規契約の販売は積極的にしていますが、その後の契約変更や請求に関する業務は一切受け付けない。直接、保険会社に連絡をするようにしています。
相性の良い相談先を見つける
保険はどこで加入しても同じというのがお分かりいただけたでしょうか?
どこで加入しても同じですので、ご自身にとって相性が良く、使い勝手の良い相談先を選ばれるのが良いと思います。
ほけん相談をする場所や相談する人の年代や性別等、あなたが使いやすい保険相談先を選びましょう。