がん保険には保障が始まるまで3ヶ月の「待ち期間」という保障されない期間があります。
待ち期間中の保障されない期間に「がん」と診断され、がんの治療が始まった場合。
当然のことではありますが、保障されない期間中ですので、加入したがん保険から保障を受けるという事ができなくなってしまいますので注意が必要です。
3ヶ月ってなんか聞いたことはあるけど。どういうことですか?
保障がない期間があるというのは確かにわかりにくいかもしれませんね。
がん保険の保障開始日
がん保険には3ヶ月の「待ち期間」という保障されない期間があります。
加入してから3ヶ月後が保障の開始日になります。
がん保険に加入される際に特に注意して確認しておきたいのが「いつから保障されるのか?」ということです。
3ヶ月後がいつになるのか?は契約時の保険料払込方法や保険会社の規定によって異なります。
がん保険の契約をされる際には、「保障の開始(責任開始期)」がいつになるのかを必ず確認しておくことが重要です。
加入したがん保険の保証がいつから始まるのか?確実に確認しておきましょう。
待ち期間の間にがんになると?
実際、3ヶ月の待ち期間の間に体調が悪くなり、がんが見つかり、診断を受けて、元の治療が開始される。
その場合は新たに加入したがん保険からは保障を受けることはできません。
この「待ち期間」については、古いがん保険から新しいがん保険に切り替える時には特に注意しましょう。
実際に私の経験上でも、がん保険の加入手続きをされてから2ヶ月後に「がん」と診断されたために、新しく加入されたがん保険からは保障されなかった。という方もいらっしゃいました。
保険見直しは注意
せっかく長年に渡り加入していたがん保険は解約しているために保障されず、新しく加入したがん保険も保障開始の前で保障されなかったということが切り替えの「空白期間」に起こるかもしれません。
がん保険の見直しをされる際は、新しいがん保険の保障が始まるまでの期間を十分に認識し切り替え手続きを進めるようにしましょう。
特に契約のスケジュール、がん保険の保障が始まる日はしっかりと確認し、以前からがん保険に入っておられる方は、いつの時点で【旧】のがん保険を終了するのかを確認しておくようにしましょう。
待ち期間と契約スケジュールの確認
がん保険だけではなく、各種保険に入る際、見直しをして入り直す際には
「いつから保障が始まるのか?」ということをしっかりと把握しておくことは非常に重要です。
契約時に担当者が教えてくれたり、
またネット申し込みであってもメールや書面で明示されていることでしょう。
しっかりとご自身で契約のスケジュールを把握することをオススメします。