医療保険の選び方

医療保険の「終身と定期」の違いと選び方のポイント

終身と定期

医療保険を選ぶときにとても大切なのは、医療保険の保険期間、保障期間となる「終身と定期」の違いを理解しておくことです。
「医療保険」には、大きく2つのタイプに分けられます。

  • 一生涯保障される「終身タイプ
  • 一定期間保障される「定期タイプ

終身と定期というのは「保障期間・保険期間の違い」です。
医療保険の保障期間の違いは医療保険の「保険料の違い」としても反映されています。

相談者さん
相談者さん
終身と定期はよく聞きますが、違いはちゃんと分かってないですね。
保険見直し.net
保険見直し.net
終身と定期の違いと特長を知ることで保険選びがずっと楽になりますよ。

「定期と終身」同じ保障内容で保険料が高くなるのは

同じ保障内容で医療保険を比較した場合に保険料が高くなるのは、保障期間が長くなる一生涯保障の「終身タイプ」の医療保険です。

人の寿命は人それぞれです。
若くして亡くなられる方もいらっしゃれば、長生きされる方もいらっしゃいます。
平均を取るために平均余命というものがあります。ある年齢の人が平均的に何歳まで生きるのか?という統計情報です。平均余命を参考に、一生涯保障というのは現実的には何歳くらいまでかを知ることもできます。

医療保険等の各種保険が保障される期間にあたる「保険期間」は長いほど保険料は高くなります。
例えば、

30歳から40歳までの10年間を保障する医療保険と
30歳から死亡するまで「男性の平均81歳」保障する医療保険
(平成28年平均余命:厚生労働省より)

同じ保障内容とすれば、保険料は高くなるのは後者の保険期間が長いタイプの医療保険になります。
理由は、30歳の人が40歳までに入院や手術をする確率と
30歳の人が81歳までに入院や手術をする確率を考えると、長い期間の方が確率が高くなります。また、高齢になるほどに病気になる確率が高くなります。

そのため、保険期間が長い方が保険料は高くなるということになります。

定期タイプの保障期間はさまざま

ある一定期間だけを保障する「定期タイプ」の保険には様々な保険期間、保障期間があります。
定期タイプの医療保険には2つのタイプの保障期間があります。

①5年、10年、20年
というように、年単位で保障期間を区切っているもの。
例えば、32歳で加入する10年満期の医療保険なら42歳まで保障される医療保険ということになります。
②55歳、60歳、70歳、75歳、80歳
というように、歳単位(年齢)で保障期間を区切っているもの。
例えば、32歳で加入する60歳満期の医療保険なら28年間保障される医療保険ということになります。

定期タイプで一定期間の保障をしっかり確保

定期タイプの医療保険のメリットは、終身タイプの医療保険に比べて保険料が安いということです。
ですので、こんな方に向いています。

当面の保障だけがほしい

今は収入が安定していない、または収入が少ないので保険料の支出が心配。医療保険の必要性は感じているが保険料は安く抑えたい。
という方であれば、保険期間の短い医療保険なら保険料の負担を抑えることができます。

子供が独立するまではしっかり保障

子供が大きくなって独立してくれるまでは、自分が病気で入院をすると収入が減り、学費、教育関連費が払えなくなって家族に迷惑をかけるのは困る可能性が高い。
子供が独立するまでの期間だけは手厚い保障が欲しい。しかし、生活費、教育費、住宅ローン等の支出も多いので保険料はなるべく抑えたい。

事業が安定するまでは保障が欲しい

経営者一人で会社を回しているようなものなので、社長である自分が病気などで仕事ができなくなった時に事業にかかるリスクや負担は大きい。
経済的補てんができるだけの大きな保障を会社で確保しておきたいが、会社としてはまだ事業が安定していないので、そんなに保険料を支払うことができない。保険料は安く抑えておきたい。

このような方には、「一生涯」と言う長い先を見据えた終身タイプの医療保険ではなく、一定期間だけを保障する定期タイプがおススメになります。

いつまでも続く安心が欲しい

終身タイプの医療保険の特長はなんといっても「ずっと保障が続く」ということです。
一生涯保障されるのが終身タイプの医療保険ですので、解約をするか、ご自身が亡くなられるまで保障が続くという安心感があります。

病気になると安心感が高まる

医療保険に入っている方が病気やケガをして入院や手術を経験すると医療保険の必要性を感じることが多いようです。
特に生活習慣病のような、ずっと治療が続くような病気の場合は一度目の治療が終わった後も病気の不安と共にありますので、医療保険の保障がずっと続くことに安心感を憶えらられるようです。

病気になると保険に入れない

医療保険の大きな特長として「一度病気になると保険には入れない」ということがあります。
もちろん、病気の種類や治療期間、治療からの経過期間によっては必ずしも医療保険に加入できないという訳ではありません。
しかし、病気になることでその後の医療保険の加入は不利になるという可能性は大いに高まってしまいます。

病気やケガの入院や手術を経験することによって、医療保険の必要性を感じ、もっと医療保険に加入したいと思っても、保険会社の条件によって加入できない、加入ができても条件付きという場合があります。

いつまで保障が必要かを考える

医療保険を選ぶ際に最も重要なポイントの一つである「終身か定期か?」どちらのタイプを選ぶのが正解。ということはありません。
ご自身にとって必要な保障期間の保険を選ぶことが何よりも重要です。

そのためには、人生設計やライフプランのようなものをしっかりと描くことが保険選びにも非常に役立ちます。